良き企業市民の責任として、これまでも「地球環境の保全」「循環型社会の構築」を重要課題としてきた丸紅フォレストリンクス。
私たちはいま、世界的な開発目標であるSDGs(=Sustainable Development Goals)達成に向けて、さまざまな社会課題の解決にも積極的に取り組んでいます。
基本理念と基本方針からなる独自の「環境方針」を2002年5月制定。つねにアップデートを繰り返しながらすべての役員、社員、ステークホルダーに周知徹底を続けています。
その基本方針には「事業活動においては、常に環境への影響に配慮し、ステークホルダーと協力しながら、資源の有効利用、気候変動への取組み、生物多様性及び生態系の保護等を含む環境保全・環境保護、及び汚染の予防等、環境リスクの低減に貢献する」と定められています。
すべての社員が最大限に能力を発揮できる環境づくりの一環としてジェンダー平等について考えアクションを起こす「国際女性デー」への参加、女性特有の健康課題を解決する「フェムテック(femtech)」サービスの試験導入など、女性活躍推進にも積極的に取り組んでいます。
国際標準化機構(ISO)によって定められた環境マネジメントシステムに関する国際規格です。
社会経済的ニーズとバランスをとりながら、環境を保護し、変化する環境状態に対応するための組織の枠組みを示しています。
世界的な森林減少、劣化問題を背景として生まれた「森林認証制度」のもと、環境保全の点から見て適切で、社会的な利益に適い、経済的に継続可能な、責任ある管理をされた森林や、そこから生産された林産物、再生資源、その他の管理された供給源からの原材料で作られた製品を販売しています。
環境保全の点から見て適切で、社会的な利益に適い、経済的に継続可能な、責任ある管理をされた森林や、林産物の責任ある調達に対する国際的な認証制度です。
紙袋、食品容器・包装などの幅広いパッケージ分野で、従来のプラスチック製品に代わる環境対応に優れた製品の開発・普及を推進中です。
紙ストローはホテル、カフェ、病院、丸紅社内食堂などで実績多数。
プラスチック素材には新素材「P-Life(ピーライフ)」を配合することで生分解性機能を持たせるなど、より環境負荷の低い製品の開発販売を積極的に進めています。
廃棄物削減に貢献するため自社ブランド「fleur doux(フルール ドゥ)」では紙の外箱を省き、フィルム包装とした「ソフトパックティッシュ」を販売。
大手スーパーやドラッグストア向けにも調達・納入しています。
2021年8月、生分解性プラスチックのフィルム包装を採用し発売するなど、地球環境への配慮を一層強めています。
クライアントの物流センターなどで発生する大量の廃棄段ボールを、丸紅フォレストリンクスが回収。丸紅グループの製紙メーカーで新たな段ボール製品へと再生させ、クローズドリサイクルの仕組みを構築しています。
大手アパレルや小売業などのクライアント向けには紙袋など、段ボール以外の包装材へのリサイクルも提案。廃棄物を減らし、資源を循環させる新たなるスキームをつぎつぎと創出しています。
イオンと丸紅グループの協業により、イオン店舗で回収するペットボトルをPB商品のボトルへと再商品化する新しい資源循環を実現。店舗回収からリサイクル工場までの流通システム構築と運営を丸紅フォレストリンクスが担当し、プラスチック廃棄物の削減に大きく貢献していきます。
企業単独では難しいとされる、温室効果ガスの排出量算出。
その可視化やシミュレーションを可能とするプラットフォームを開発、提供することでクライアントビジネスのサプライチェーン最適化をサポートしています。
今後はさらに低炭素化技術やカーボンクレジットの提供などへとサービスを拡張し、脱炭素経営を強力に支援していきます。